お読みいただく前に
① ワインについて自分なりに100点満点で評価していますが、基準がかなり偏っています。
② 文末にワイン名とラベル表記、輸入元、購入価格などを記していますが、醸造所もしくは現地ワインショップで購入したものはEuro価格表示のみです。 ● よく行くHP ★ドイツワイン紀行 ★Naturrein YKUWA'S GERMAN WINE PAGE ★安ワイン道場 ● よく行くブログ ★モーゼルだより ★Schloss Naturrein ★ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~ ★ワインと絵画がある生活 ★ワインのきらめき ~我が家のドリンキング・レポート~ カテゴリ
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2006年 03月 25日
高名なケラー醸造所については今更語るまでもないが、ここのワインは廉価なグーツワインから最上級のワインに至るまで、その品質は一貫してコストパフォーマンスに秀でていると思う。だからケラーのワインを飲む時、跪きはしないまでも少し姿勢を正して飲んでいるような気がするし、それに相応しい素晴らしい造り手であると思う。 明るい黄色。トップは酵母や木、そして鉱物などを感じさせる香りで、次いで熟したアプリコットが加わる。味わいは非常にミネラリッシュ。果実味も酸もそこそこ凝縮されてはいるが、この舌の奥の方からジワーッと締め付けるようなミネラルの苦味の強烈さに比べれば大したことはない。後味もミネラルのせいで舌が痺れたよう。それでも時間が経つにつれ、麻痺した舌にもフルーティーな旨味を感じることが出来るようになる。たしかに酸と果実味のバランスは良いようだ。アルコールも結構ガツーンと来る。ただしポテンシャルの高さは認めるが、抜栓初日の時点では手放しに美味しいとは言い難い。 翌日、果実味が前面に出て初日より明らかに良くなっている。こうなると凝縮度の高い各要素が見事にバランスして、これなら素直に美味しいと言える。ミネラルの余韻も健在。87/100 2003 Riesling Spaetlese trocken - S - Weingut Keller (Rheinhessen) A P Nr 4 275 043 25 04,Alc 13%vol,Euro13
by gruenhaus
| 2006-03-25 22:47
| Rheinhessen
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